あれは私が32歳だった頃。

毎月きていた生理が来ず、ストレスか一時的な体の不調かと余り気にも留めず過ごしていました。

でも、日を追う毎にだんだん発熱したり、頭痛がしたり、気持ち悪く感じたりする事が多くなり。。

そして、日増しに立ちくらみやお腹回りの鈍痛が酷くなっていきました。

普通に生活してても息苦しくなったり、冷や汗が出たりして、(何かがおかしい)と感じ始めました。

 

始めは家の近くの婦人科病院に行き、症状といつからそれが始まったのかを話し、診てもらいました。

すると、卵巣嚢腫であることが発覚。その時には既に通常親指くらいの大きさの卵巣が7cmの大きさになっていました。

「5cmを越すと、嚢腫がクルッと捻れて嚢腫が破裂する可能性も高くなるので危険です。今すでに7cmになってますから、わたしは手術をする事をおすすめします。但し、嚢腫は手術で取り除いても再発する可能性も高いので、その点もよく考えてみてください」近所の婦人科の女医さんにはそう言われました。

これを受けてよく考え、そして「もしかすると手術以外の方法があるかもしれないし、セカンドオピニオンをもらおう!」そう思いました。

 

 

 

 

 

 

当時勤めていた会社の同僚にこの話をすると、幸運にも「別の課の同僚で、卵巣嚢腫で病院にかかっていた子がいるから話聞いてみたら?」と、卵巣嚢腫を患っていた方とつないでもらえました。

その方は卵巣嚢腫にかかった後の様子をとても細かく記録していて、その資料を見せてもらいました。そして、治療の過程の中でとても良い信頼できる先生に巡り会えたとあり、その病院名と先生の名前も記してありました。

「この先生に会って話を聞いてみよう」

そう思い、早速、知り合いからその病院の話を聞いた事を伝え、受診しました。

 

まずは、1番目の病院での診断結果(CD ROMデータ)や診断内容も伝え、2番目の病院でも改めて卵巣の状態を確認してもらうことに。

「卵巣嚢腫ですね。子宮内膜症もありますね。確かに一昔前は卵巣嚢腫って取っちゃう事が多かったんです。ただ、手術で取っても再発することも多いんですよね。後はライフプランにもよるんですけど、最近の研究で手術で嚢腫を取り除く時に卵胞もくっついて出ちゃう事があるということが分かったので、将来少しでも妊娠したいという思いがあるのなら、僕はピルで嚢腫が大きくなるのを抑えながら様子を見てみるのもいいと思いますけどね」と新たな選択肢を頂くことができました。

当時、わたしには娘が1人いましたが、できたら将来、もう1人くらい子供ができたらいいなと思っていたので、2番目の先生の元、ピルを飲みながら様子を見る治療を行うことにしました。

ベビ待ち

結局、7年間、ピルで嚢腫が大きくなるのを抑えていたのですが、7年目にして問題が発生。

海外に行く事が多かったのですが、たまたま帰国した翌日が定期検診でいつも通り受診したところ、血液検査で血栓の数値が異常を示していました。婦人科としては嚢腫に変化はなかったものの、血栓の疑いがあるとのことで、そのまま外科を受診しました。

血液検査の結果を渡し、エコーで両足の血管を診たところ、エコノミー症候群の可能性が高いことが判明。「よく生きてたね。もしかすると血栓ができたかもしれないけど、肺や心臓に飛んでこなかったのが幸いだったよ。せっかくの旅行が悲しいものにならなくて良かったね。」と言われ、ヒヤッとしました。

 

確かに、ピルの副作用として、不正出血や血栓ができやすくなることがあるというのは処方される時点で聞いてはいましたが、まさが自分にそれが起こるとは思っていませんでした。

ただ、エコノミー症候群と診断される前の旅行では、機内で余り水分を取りませんでしたし、ずっと席に座ったままで血栓になりやすい状態を作り出してはいました。思い起こすと、確かに機内で足の痛みや息苦しく感じる時もあったので、その時に血栓ができていたのかもしれません。

そして、これを持って7年間飲み続けたピルは婦人科の先生の判断で中止することになりました。ただ、ピルはずっと嚢腫が大きくなるのを抑えていてくれたもの。ピルを止めれば生理の量も通常に戻り、嚢腫も大きくなる可能性があります。そして、第2の手段として先生が提案してくれたのが別のピルでした。

 

前回のピルは1日1錠、21日間続けて飲んで1週間休むというもので、副作用に不正出血があるとはいえ、血が出てしょうがないという程の問題はありませんでした。

そして新たなピルは1日2錠、毎日飲み続けるというもので、薬を飲む量も頻度も増える上に、大量の不正出血がある人もいるという副作用つきのものでした。

とりあえず1週間飲んでみて合うかどうか様子をみましょうと飲み始めた新しいピル。始めの1週間は問題ありませんでした。

ベビ待ち

でも、それから続けて飲んでいたところ、大量の不正出血が発生。とにかく、血が止まらず、だんだん貧血気味になり、日常生活にも支障をきたすように。そして、かかりつけの医師に相談したところ、このピルをお休みする事になりました。

「年齢も40歳近いし、あとは定期的にチェックしながら卵巣嚢腫が治まる閉経まで様子をみましょう」

そう言われ様子をみることにしました。